里々に神鎮まる氏神さまの御分霊が、有礒正八幡宮の御影社におまつりされています。
荒屋敷神明宮
荒屋敷神明宮 〜あらやしきしんめいぐう〜
勧請の年月は不詳ですが、慶応2年(1866年)の書上帳には「神明宮 荒屋敷村鎮座産神」と記載されています。
古くから小矢部川の守護神として尊崇を集めており、明治3年時の氏子戸数は49戸と記載されています。
■御祭神
・天照皇大神
■氏子町内
・荒屋敷 西園町 新栄町
北島神社
北島神社 〜きたじまじんじゃ〜
正徳2年(1712)古文書には「八幡宮 北島村 神明宮 同村」と記載されています。
明治36年(1903)に八幡宮に神明宮を合祀し、「北島神社」と改称されました。
■御祭神
・譽田別命・神功皇后・比賣神・天照皇大神
■氏子町内
・北島 若富町 松原町
木津神社
木津神社 〜きづじんじゃ〜
勧請の年月は不詳ですが、正徳2年(1712)古文書には「佐那多気宮 木津村、諏訪社 同村」と記載されています。木津には古くから「猿田彦神」を御祭神とする佐那武社と、「建御名方命」を御祭神とする諏訪社、そして天照皇大神を御祭神とする神明宮が鎮座していました。
明治42年(1909)、佐那武社(現在地)に諏訪社と神明宮を合祀し、「木津神社」と改称されました。
■御祭神
・猿田彦神・建御名方命・天照皇大神
■氏子町内
・西木津 東木津 南星町 木津新町 木津仲町 永楽町 若木町
木町神社
木町神社 〜きまちじんじゃ〜
天照皇大神を祀る神明宮と、天満天神・中納言延三位利長卿を祀る天満宮が合祀された神社です。
利長公の御神徳を称え、利長公直筆の文書を公開する「御書祭」は、宝暦2年(1752)から始まりました。
■御祭神
・天照皇大神・菅原道真命・前田利長命
■崇敬町内
・木町
河野神明社
河野神明社 〜こうのしんめいしゃ〜
勧請の年月は不詳ですが、古くから農耕と川除の守護神として尊崇を集めていました。
慶応2年(1866)の書上帳には「神明宮 長慶寺村の内 高野開に鎮座産神」と記載されています。
記録によれば、「奇瑞の霊験度々あり。氏子は勿論、近隣の崇敬甚だ篤し」と伝えられています。
『奇瑞(きずい)』とは「神々による神秘的な現象」を意味します。
■御祭神
・天照皇大神
■氏子町内
・長慶寺字河野
西條神社
西條神社 〜さいじょうじんじゃ〜
勧請の年月は不詳ですが、正徳2年(1712)古文書には「神明宮 長慶寺村」と記載されています。また長慶寺には古くから「建御名方命」を御祭神とする諏訪社と、「宇迦御魂命」を御祭神とする稲荷社が鎮座していました。
明治27年に神明宮は西條神社と改称され、明治43年に諏訪社と稲荷社が西條神社に合祀されました。
■御祭神
・天照皇大神・建御名方命・宇迦御魂命
■氏子町内
・長慶寺
大源神社
大源神社 〜だいげんじんじゃ〜
勧請の詳細は不明ですが、古くから大源寺には神明宮が鎮座していました。また同村には金比羅社も鎮座し、神明宮を「西の宮」、金比羅社を「東の宮」と呼んでいたそうです。
かつては神明宮を上田神職が、金比羅社を青木神職が奉仕していました。享保16年(1731)の棟札には『神明宮 礪波郡大源寺 上田伊勢守』の記載があります。
■御祭神
・天照皇大神
■氏子町内
・大源寺 大源寺新町
長江神社
長江神社 〜ながえじんじゃ〜
勧請の年月は不詳ですが、延宝2年(1674)の古文書には村の西南に神社があったことが記録されており、正徳2年(1712)の古文書には「神明宮 長江新村」と記載されています。後に川除の守護神として、建御名方神を奉斎する諏訪社が合祀されました。
■御祭神
・天照皇大神・建御名方神
■氏子町内
・長江
野村神社
野村神社 〜のむらじんじゃ〜
勧請の年月は不詳ですが、正徳2年(1712)の古文書には野村地内に五社の神社が鎮座していたことが記載されています。
○野村:白山宮・神明宮・八幡宮
○野村新村:神明宮・諏訪社
明治5年(1872)の明細帳には六社の鎮座が記載されています。
○上野村:八幡宮・神明宮(八幡宮の境内末社)
○下野村:白山宮・神明宮(白山宮の境内末社)・天満宮(白山宮の境内末社)
○野村新:諏訪社
明治44年(1911)に現在の場所(白山宮の跡地)に御社殿を造営し、全ての神々を合祀し、「野村神社」と改称されました。
■御祭神
・菊理姫命・天照皇大神・建御名方命・菅原大神・譽田別命
■氏子町内
・野村第1~5 二枚橋 双葉町 玉兎ヶ丘 野村東町 富田町 深田町 寿町 長和里 新和町
羽廣諏訪社
羽廣諏訪社 〜はびろすわしゃ〜
勧請の年月は不詳ですが、正徳2年(1712)の古文書には「諏訪社 羽廣村」と記録されています。文政4年(1821)と天保14年(1841)に境内地移転の記録が残されています。
現在の御本殿は白山宮(野村)の御本殿を移築したもの、拝殿は赤丸の浅井神社の拝殿を移築したものと伝えられています。
■御祭神
・建御名方命
■氏子町内
・羽広 和田西町 松原町
早川八幡社
早川八幡社 〜はやかわはちまんしゃ〜
勧請の年月は不詳ですが、正徳2年(1712)の古文書には「八幡社 早川村」と記載されています。古くは早川村の氏神様として「速川神社」と称されていましたが、いつの時代にか八幡様が相殿に勧請され、以来八幡社と称されています。瀬織津姫命は水の神様で、古来から小矢部川の川除守護神として尊崇を集めています。
■御祭神
・瀬織津姫命・譽田別命
■氏子町内
・早川 松原町
横田神社
横田神社 〜よこたじんじゃ〜
請の年月は不詳ですが、正徳2年(1712)の古文書には「若宮八幡宮 横田村」と記録されています。横田村には「大鷦鵪命」を御祭神とする若宮八幡宮と、「建御名方命」を御祭神とする諏訪社が鎮座していました。若宮八幡宮は現在の本郷に境内地があり、約3000坪を有していました。明治期の初め頃、両社は合祀され現在西条小学校が建っている所に遷座されました。明治37年に甲島の熊野社の御分霊(伊弉册命・事解男命・速玉男命)を合祀し、「横田神社」と改称されました。
大正11年、小学校建設に伴い、現在地に遷座されました。
■御祭神
・大鷦鵪命・建御名方命・伊弉册命・事解男命・速玉男命
■氏子町内
・横田本町 昭和町 瑞穂町 美幸町 下窪 本郷
四屋神社
四屋神社 〜よつやじんじゃ〜
勧請の年月は不詳ですが、正徳2年(1712)の古文書には「諏訪宮 四津屋川原村、諏訪宮 同村」と、諏訪宮が2社鎮座していたことが記録されています。
昭和3年(1928)に2社が合祀され、「四屋神社」と改称されました。
■御祭神
・建御名方命(二座)
■氏子町内
・四屋
和田神明宮
和田神明宮 〜わだしんめいぐう〜
勧請は慶安3年(1650)9月と伝えられています。和田佐助等他六名が和田町を町立をした翌年に、神明様が勧請されました。境内には和田佐助大明神と御英霊を祀る摂社が建立されています。
■御祭神
・天照皇大神
■氏子町内
・和田上町 和田中町